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バイク出張査定の断り方と出張査定を依頼する前に覚えておきたい4つのポイント

出張査定の断り方

バイクを売る前に、買取の相場価格を知っておくのは当然です。自分のバイクの査定をしてもらい現在の価値がどのくらいか知りたいものです。

出張査定を利用するのが簡単に自分のバイクの価値を知る方法です。しかし1社だけに査定をしてもらうのでは高いか安いのかわかりません、業者も得意とするジャンルのバイクには高い査定額を出しますが、不得意なジャンルのバイクには安い査定額しか出しません。なので複数の業者に出張査定をしてもらい、一番高い査定額を提示してきた業者に売るのが、一番高くバイクを売る方法です

しかし、複数の業者に依頼をするということは、一番高い査定額を出した業者以外は断りを入れなければなりません。

査定を依頼するとき、断りの伏線を張っておくことが楽に断りをしやすくなります。それと、消費者であるあなたを守る法律があります。

このページでは、査定依頼をするときの注意点とあなたを守ってくれる法律について紹介します。最後までご覧になり査定業者へ出張の依頼をする参考にしてください。

もくじ

1、その場で売らないことを申し込みのときに告げる

「買取を希望されますか?」と質問されるのでハッキリと「複数社に査定を依頼していますので今回は査定のみお願いします」と告げてください。ここでのポイントは「複数社」と「査定のみ」を強調してください。

競合がいるのだから高く査定をしてもらわないと売らないことを明確に伝えましょう。

「査定の価格に納得できましたら、お売りいただくことは可能ですか?」といわれたら

「他社にも査定依頼をしていますので、出そろってから一番高いところと交渉します。査定のみお願いします」と査定のみを強調し、売る意思表示はしないでください。

査定のみを強調するのは、「買取させてください」と出張査定のときにしつこく言われても、「最初から査定のみをお願いしてあります」といえるからです。それと、査定依頼で出張をお願いしたにも関わらず”買取”になり目的が違ってくると、特定商取引法違反になる可能性があるからです。

2、バイクをのせる積載車で訪問していただかなくても結構です

「当日に売っていただけるのでしたら、積載車で訪問させていただいてもよろしいでしょうか」とオペレーターが言ってきても「査定のみお願いするので、積載車で来ていただかなくても結構です」と断りましょう。

「絶対!査定しかしません」スタイルを崩さないでおきましょう。

3、査定時間を1時間以内でお願いします

電話での申し込みの時に、複数社に査定見積を依頼していることを言ってありますので、査定時間は1時間以内で必ず終わらせてもらうことを確認します。

もし、査定時間が長引いたり粘って買取をしようとする業者がいたとしても次の査定予定があることを告げれば、ねばって買取をしようとすることはないでしょう。

4、特定商取引法

2013年に改正施行された「特定商取引法」を知っておけば、悪徳買取業者が訪問してきても対処できます。

特定商取引法の中の「訪問購入」にあてはめることができます。(訪問購入とは事業者が消費者の自宅などを訪問し、物品の購入取引をおこなうこと)

注意する点は、出張査定を依頼するときに売却の意思表示をしないことが重要です。査定だけで、売却の意思のないことを査定業者のオペレーターに告げましょう。

そうすれば出張の目的が「査定」になり「買取」ではなくなるからです。出張の査定を申し込んだのに査定業者が買取交渉をすると依頼した訪問の目的が違い、特定商取引法の訪問購入の対象になります。(不招請勧誘の禁止

「売ってもらえるまで帰りません」などの居座り行為があった場合は、再勧誘の禁止等の違反になります。

再勧誘の禁止等(法第58条の6第2項、第3項)

事業者は、訪問購入を行うときには、勧誘に先立って相手方に勧誘を受ける意思があることを確認しなければなりません。

また、相手方が契約締結の意思がないことを示したときには、その訪問時においてそのまま勧誘を継続することや、その後改めて勧誘することが禁止されています。

最悪、断りきれずに売買の契約を交わしたとしても、クーリングオフが適用されます。

物品の引渡しの拒絶に関する告知(法第58条の9)

事業者は、クーリング・オフ期間内に売買契約の相手方から直接物品の引渡しを受ける時は、相手方に対して当該物品の引渡しを拒むことができる旨を告げなければなりません

まとめ

1社で安く買い叩かれるのも嫌だけどネットの掲示板にあるように、居座られたとか、暴言を吐かれるとかは誰でも嫌です。

査定依頼のポイントは、対応してくれたオペレーターに「査定だけをお願いする」ことをしっかり伝えてください。

なぜなら、査定だけをお願いしているのに、「売ってください」などと言ってくる業者がいるとしても、「依頼のときに、査定だけをお願いして売却は後で決める」と伝えてある旨をハッキリ言ってください。

あまりくどいようでしたら、特定商取引法を提示するのも一つの手です。消費者庁の「訪問購入のルール」のチラシを見せるのも良いアイデアだと思います。そうすると「売ってください」と言えなくなるからです。それでもしつこくいってくるときは、チラシにある消費者庁の電話番号に電話をしてください。親切に相談にのってくれます。

バイクを高く売るために比較は大事です、複数の買取査定業者から査定見積をもらうのは当然です。しかし、残りの業者に断りを入れなければならないのですが断るのは簡単ではありません。このページを参考にして査定依頼のときからどこかは断りを入れなければならないので、そのときのために断る方法を覚えておいてください。

その場で結論を出さずに査定だけしてもらい、一番高い査定額を出した業者に売るようにしましょう。それが高く売るコツです。

たまに、「今決めていただければこの価格」とか「今日決めていただければこの価格」と言ってくる業者がいますがそんな業者には、「今日だけではない(明日の)価格査定をお願いします、それが御社の価格として認識しますから」と言っておきましょう。明日にも「今日だけ」と言っている可能性がありますから。

このページを最後までご覧いただきありがとうございます。このページを参考に査定業者に買取依頼をすればバイクを高く売ることができるでしょう。

おすすめの査定業者をのせておきます、参考にしてください。

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