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バイクを売ろうとするときには、「手間なく簡単に売りたい」「いったい、いくらで売れるのだろう」と悩みます。大事にしてきたバイクなので、安く買い叩かれるのもイヤだし、面倒なのもイヤです。
面倒なく高く売れるコツを、あなたに教えます。2つのコツがあるので、ぜひチェックしてみてください。
コツ1 買取・査定相場を知る
いくらでTWを買取ってもらえるのかの、基準価格を知っておかないと、安く買い叩かれてしまう可能性があります。
基準となっている買取・査定相場を表にまとめました。
年式別相場表
下記の買取相場表は、TWの年式別の表になっています。年式とグレード別に調査してあります。実際の査定では「車体の色」、「走行距離」などを総合的に判断して、買取査定額が決定されます。相場表はあくまで参考程度に考えてください。
あなたが乗っているTWの情報を確認してからご覧になっていただくと、より参考にしやすいです。
年式 | グレード | 相場金額 |
1987年(昭和62年) | TW200(2JL) | 1万円 |
1988年(昭和63年) | TW200(2JL) | 1万円 |
1989年(平成1年) | TW200(2JL) | 1万円 |
1990年(平成2年) | TW200(2JL) | 1万円 |
1991年(平成3年) | TW200(2JL) | 2万円 |
1992年(平成4年) | TW200(2JL) | 3万円 |
1993年(平成5年) | TW200(2JL) | 4万円 |
1994年(平成6年) | TW200(2JL) | 5万円 |
1995年(平成7年) | TW200(2JL) | 6万円 |
1996年(平成8年) | TW200(2JL) | 7万円 |
1997年(平成9年) | TW200(2JL) | 8万円 |
1998年(平成10年) | TW200(2JL) | 9万円 |
1999年(平成11年) | TW200(2JL) | 10万円 |
1987年から発売されたモデルは、角形のヘッドライトとウインカーが特徴です。車名のTWはトレールウェイの略称。幅の太いタイヤを履いているのが特徴で初期は、オフロードモデルとしてデビューしました。
その後、1990年代には極太タイヤを街乗りにカスタムしたモデルが人気で、車体が軽いので取り扱いも楽です。それと、カスタムパーツが豊富で個性を重視する若者に大人気でした。
年式 | グレード | 相場金額 |
1998年(平成10年) | TW200E(2JL) | 12万円 |
1999年(平成11年) | TW200E(2JL) | 13万円 |
2000年(平成12年) | TW200E(DG07J) | 14万円 |
2001年(平成13年) | TW200E(DG07J) | 15万円 |
ヘッドライトが丸型で小型ウィンカーのモデルが前期には併売されていました。後期になりヘッドライトが丸型のモデルのみ販売され、フロントがディスクブレーキ化、タイヤもブロックパターンからロード向けのタイヤに変更され、いっそうオンロード寄りにシフトしていきました。
年式 | グレード | 相場金額 |
2002年(平成14年) | TW225E(DG09J) | 16万円 |
2003年(平成15年) | TW225E(DG09J) | 17万円 |
2004年(平成16年) | TW225E(DG09J) | 19万円 |
2005年(平成17年) | TW225E(DG09J) | 21万円 |
2006年(平成18年) | TW225E(DG09J) | 25万円 |
2007年(平成19年) | TW225E(DG09J) | 28万円 |
TW225Eの変更点は、エンジンをセロー系に変更され、リアドラムが大型化、ホイールハブの形状変更とマフラー形状も変更、リア周りのテールカウルが形状変更されました。排ガス規制が強化されたのがきっかけで、2007年モデルが最終となり、販売が終了されました。
TWの市場人気は
オフロードで使用されるより、シティユースで使われることが多かったTWは、カスタムベースとしての人気が高く、ノーマル車両を見かけることの少ない車種です。カスタムもバッテリーレスの「スカチューン」スイングアームを延長した「ロンスイ」などのカスタム車両をよく見かけ高値で取引されています。
個性のあるカスタムができるTWを売るときは、カスタムをきちんと評価してくれる業者に査定を依頼しないと、正当な評価は望めません。
どの査定業者に依頼をすればいいのでしょうか? おすすめの業者を紹介します。
コツ2 おすすめの買取専門業者
バイクを売るときには、大きく分けて3種類の売り方があります。
- 買取専門業者
バイクを買取るのがメインの業務、買取ったバイクは業者オークションに出品して売ることで利益を出している。買取専門店が自社で引き取ったバイクを販売している業者もある。仕入の取扱量を増やすために、競合になると高値が出ることがおおい。 - バイク販売店
店頭で新車のバイクを販売、新車のバイクを売るときに、下取りしたバイクを店頭で販売するのがメインの業務。店によって取り扱いの種類が違う。店頭にTWのカスタム車が中古車で展示されている店なら高い査定額を期待できるが、そうでもなければ期待はできません。 - ヤフオクなどの個人売買
「ヤフオク」「メルカリ」などの個人売買。中間業者がはぶかれるぶん、高値で売れることもある。しかし、名義変更などの書類が必要になるので注意が必要。さらに、「身に覚えのない言いがかりをつけられる」などのリスクもあるためにおすすめではありません。
買取専門店はおまかせで面倒なく安心です
TWを査定してもらうのなら、買取専門店がおすすめです。理由を4点あげてみます。
- 出張で査定してくれる
- 書類はおまかせ、ローン中のバイクでもOK!
- 金額に納得できなかったら断れる
- 何社かに査定してもらい比較することができる
指定のところまで出張してきてもらえ、書類などの手続きもお任せ、それに納得するまで業者を比較することができる。いいことずくめです。しかし、注意しないとダメなところは、業者にも「得意とする分野がある」ということです。それでは、TWを査定してもらうのにおすすめの業者を紹介します。
TWを査定してもらうならココに依頼
依頼するときには、1社だけに依頼するのはやめましょう。なぜなら査定業者は、交渉してくることを前提に査定価格を出してくるからです。複数社できれば2社ぐらいに査定してもらうのが理想です。依頼をするときか査定員が訪問したときに必ず「競合している」ことを伝えることを忘れてはいけません。
それではどの業者がいいのでしょうか? おすすめの2社です。
バイク王
国産車全般に高価買取です。全国に56店の店舗を持ちそのうち45店舗で買取ったバイクを店頭で販売しています。中間マージンを少なくし、その分買取価格を高く設定しています。
バイクランド
支払いは、「現金」です。その場で支払いがされるので、急いで現金が欲しいときには便利。買取証明書もその場で発行されるので、書類もすべておまかせできます。
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査定依頼する順番は
次に訪問してもらう順番も大事です。まず「バイク王」に一番に来てもらいましょう。「競合するのですべての査定額が出そろってから回答する」ことを告げます。
そのときの注意点は、○○日までに回答をすると期限をきめることです。売る気が無く査定だけなら、安い金額を提示されることがあるからです。どこと競合するかは言う必要はありません、必ず売る意思があることを伝えることが重要です。
次に「バイクランド」です。買取額に自信があるバイクランドには、バイク王の査定額と相場表の高いほうを基準に交渉しましょう。
まとめ
TWを高く面倒なく売るには、買取・査定相場をもとに買取専門店に査定依頼をして、いちばん高い査定額をつけた業者に売ることです。
さらに注意するポイントは、売るタイミングも重要です。夏場より、春に中古バイクの販売台数が伸びています。そのことを踏まえて、冬場には仕入数を増やした業者は、高値の査定額を提示してくるのです。
[blogcard url=”https://bikesob.com/uruziki20180110″]
ポイントをおさえて、あなたのTWを高く売れることを期待します。